セルフネイル講座

30代からの超簡単セルフネイル講座(20)検定(実技)編

前回、検定の学科に出てくる、爪の基本をご紹介しましたが、今回は実技試験の内容をお話します。

これまでお話してきたケアやジェルの手順が一通りできれば技術的には問題ないのですが、検定となると、細かい規定がありますので、それを守って施術していく必要があるのです。

でもこれをマスターすれば、サロンにいるプロのネイリストさんたちと同じような技術が身に付くことになりますので、セルフネイルをしていく上で大きな自信になると思います。

ぜひチェックしてみてください。

実技試験の内容

モデルを一人お願いし、そのモデルの爪に施術していきます。

セルフネイルで慣れている方でも、自分の爪ではなく他人の爪なので、形やクセも違いますので、練習することが必要です。

試験当日の流れは次の通りです。

事前審査

テーブルセッティング・・・規定の並べ方で用具を揃えられているか、用具に用具名のフダが貼られているか、消毒する必要のあるものは適確な保管状態になっているかを審査します。

モデルの爪の状態のチェック・・・モデルの爪には、予め赤のポリッシュを塗った状態にしておきます。

事前審査では、プレパレーションが適確にできているか、ポリッシュがキレイに塗れているかなどを審査します。

ネイルケア

基本のネイルケアを行います。

赤のポリッシュが塗られた状態で、両手の手指消毒から始まり、ポリッシュのオフ、フ

ァイリング、キューティクルの処理を行います。プレパレーションが正しく行えている

かがポイントです。

カラーリング、アート

ネイルケアまでの工程で使った用具を片付け、次の工程の準備をします。

次の課題は、左手の5本の爪に赤のポリッシュを塗り、右手の5本の爪には、赤のジェルでカラーリングをします。そして、右手の中指の爪にピーコックアートを施します。

審査

所定の時間内にカラーリング、アート迄の工程を終わらせたら、受験者は会場を退出し、モデルだけが会場内に残ります。その状態で審査員が各モデルの爪をチェックし、また施術していたテーブル周りが規定通りに用具が配置され、消毒などが適確にされているかなど、細かくチェックをしていきます。

審査が終わったら実技試験は終了です。

検定での規定

今までご紹介してきたジェルネイルの手順、特にプレパレーションの手順ですと、セルフネイルとして自宅で自分が楽しむために施すネイルにおいては何ら問題のないものなのですが、検定を受けるとなると、細かい手順や準備するものなどの規定があります。

以下がその手順です。

手指消毒

消毒剤(エタノールなど)をコットンに含ませて、自分とモデルの手のひら、手の甲、指の間、指先と隅々まで拭いて消毒を行います。

 

ポリッシュオフ

ポリッシュリムーバーをコットンにたっぷり含ませ、赤のポリッシュをオフしていきます。爪の端などの取れにくい箇所は、ウッドスティックにコットンを薄く剥がしたものを巻き付けて、ポリッシュリムーバーを含ませたものでオフします。ここで少しでも残っている部分があると減点の対象となりますので、爪の隅や裏側まで細かくチェックしましょう。

ファイリング

形はラウンドです。一方向にファイルを動かすことなどを守ってキレイに仕上がるように行います。

 

フィンガーボールにつける

予め水筒などでお湯を用意して持参します。プレパレーションのタイミングで、手を浸すのに適温でないといけませんので、保温のできる水筒で持っていくことをオススメします。

ファイリングした爪の甘皮部分に専用のキューティクルリムーバーを塗り、お湯に手を浸して甘皮を柔らかくします。

 

ブラシダウン

甘皮が柔らかくなったら、お湯から手を出し、専用のケア用ネイルブラシで濡れた状態の甘皮部分をブラシで爪先方向へブラッシングし、リムーバーや甘皮の取れているものをお湯の中へ落とします。ブラシダウンができたら、タオルで水気を拭き取ります。

甘皮処理(キューティクルクリーン)

甘皮処理専用のメタルプッシャーで甘皮部分を押し剥がします。剥がれた甘皮は専用のニッパーで切り取り、水に浸したガーゼで拭き取ります。

これで第一課題がおしまいです。

これまでお話してきたプレパーレーションよりも専用の器具が多く、手順も複雑です。

この手順を追いながら、制限時間内に10本の爪を仕上げます。

また、この手順を間違いなくこなすことはもちろんですが、器具の持ち方や使っていない用具を規定通りに片付けているか、消毒しているか、ガーゼなどでの拭き取りの際も同じ面で二度拭きしていないかなど、細かいところまで審査されています。

サロンに行ってもこんなに細かくされているネイリストさんは少ないかもしれません。

第二課題のカラーリングやアートはほぼお話した通りの手順です。

こちらは消毒などは終わっているので、いかにキレイにアートやポリッシュを仕上げられているか、ジェルの容器などを清潔に使っているかなどが審査の対象です。

とても細かく規定があり、難しそうに思えますが、しっかり練習をしていれば大丈夫です。

それに検定の練習をすることで、ネイル技術自体も向上するので、セルフネイルの技術向上にもつながります。

ぜひチャレンジしてみてください。