古今東西・老若男女に愛されるデザイン、チェック柄。
色のチョイス次第でカジュアルにもシックにもなるので、セルフネイルをたしなむなら身につけておきたい技です。
でも、フリーハンドで描こうとするとなかなか難しいもの。特に利き手と反対の手で描いたらガタガタに歪んでしまった、なんて経験をした方も多いのでは。
私もかなり不器用で悩み、悩み、悩み……そして綺麗に仕上がる裏技を習得したのです!
そんなわけで今回は、私と同じく不器用で悩む方向けに「チェック柄で失敗しない裏技」を伝授したいと思います。
Contents
タータンチェック・ギンガムチェックはポリッシュでシールを作る!
白をベースに、濃淡の違う同系色を等間隔で重ねるギンガムチェック。
いろいろな色のチェックが重なって描かれるタータンチェック。
せっかく描くなら定規で引いたようなまっすぐな線で描きたいものですが、フリーハンドでやろうとするとどうしてもぶれてしまう……
そんなときはポリッシュでシールをあらかじめ作っておき、貼るだけの状態にすればよいのです!
え?何を言っているのかわからない?それでは具体的に手順を説明しましょう。
用意するもの
- ポリッシュ(チェックに使う色は薄づきのものがおすすめ)
- トップコート
- クッキングペーパーもしくはシールの剥離紙
- 定規
- カッター
やり方
- クッキングペーパーにポリッシュを薄く伸ばす
- 爪にベースとなる色を塗る
- クッキングペーパーに伸ばしたポリッシュが乾いたら、カッターでお好みの太さに切る(このとき定規を使ってまっすぐ切る)
- 乾いたポリッシュをクッキングペーパーからそっと剥がす
- 爪に貼り付け、余分な部分はカッターの刃を当てて落とす
- 他の色も同じ手順で用意し、チェックになるように垂直に重ねて貼る
- トップコートを塗って完成!
実際にこの方法でギンガムチェックを描いたのが上の写真です。
「えー!ネイルアートすごい上手!」って褒められましたよー。チェックがまっすぐになるだけですごく上級者みたいに見えますよね。
タータンチェックにするときは、トップコートを塗る前にラインテープを貼ったり、ラメでラインを引いて仕上げます。
市松模様(ブロックチェック)はマスキングテープで!
和柄でお馴染みの市松模様も、ブロックチェックといってチェック柄のひとつ。
お正月などで着物に合わせてチャレンジしたものの、「正方形なんて綺麗に描けない!」と筆を投げそうになったことはありませんか?
こちらも同様、フリーハンドで描かずとも道具に頼ることで解決できます。そう、困ったときのマスキングテープ頼みです。
ただしマスキングに使うのではなく、マスキングテープにポリッシュを塗ってシールとして使います。
用意するもの
- ポリッシュ
- トップコート
- マスキングテープ
- はさみ
やり方
- 爪にベースとなる色を塗る
- マスキングテープにポリッシュを塗り、乾いたらはさみで5ミリ四方くらいに切る
- 1で塗ったポリッシュが乾いたらマスキングテープを市松模様に貼る
- トップコートを塗って完成!
マスキングテープはどんなものでもいいのですが、方眼紙のようなデザインのマスキングテープを使うと切るときのガイドになるのでより便利です。
奥の手・市販のネイルシールを使う
さて、ここまでは自分でチョキチョキ工夫する方法を紹介しましたが、実は「最初からチェック柄が印刷されているシール」も売っているのです。
ベースは透明なシールなので、ベースとなる色を塗って乾かしたらシールを貼って完成。わー!お手軽!
また、チェックの幅のラインテープもあり、使いたい色を選んで垂直に重ねて貼ることが可能。カラフルなタータンチェックやギンガムチェックが簡単に出来るのでこちらも大変おすすめです。
「ネイルシール チェック柄」で検索するとネット通販しているショップも見つかるので、めんどくさがり屋なあなたは要チェックですよ。
まとめ
- タータンチェック・ギンガムチェックはポリッシュでシールを作れば歪まないし仕上がりが綺麗!
- 市松模様(ブロックチェック)はマスキングテープの上にポリッシュを塗って切り、シールとして使う!
- 「最初からチェック柄が印刷されているシール」も市販されているので、めんどくさがり屋は要チェック!
これでもうチェック柄は失敗いらず!不器用さんもぜひぜひ、この技を駆使してチェック柄にチャレンジしてみてくださいね!